おはようございます。神崎です。
早速はじめていきますか。
「介護タクシー」ってそもそもなんでしょう?
私が介護タクシー事業を始めた平成21年当時は介護タクシー自体、あまり認識されていませんでした。ケアマネージャーですら依頼の仕方やシステムを知らない人が多かった。
また介護保険を使った介護タクシーなどは、めちゃくちゃ安い料金で運行されていました。
では、介護タクシーについて簡単にご説明しましょう!
介護タクシーというのは大きく別けて二通りあります。
① 介護保険を利用して運行する介護タクシー
② 介護保険を利用しない介護タクシー
簡単に説明すると、
①の事業者は、訪問介護事業所が運営しています。
介護保険を適応するには移送サービスとして「通院等乗降介助」を訪問介護のサービスを算定することになりますので、訪問介護事業所じゃないとサービスを行なうのは不可能ということになります。
具体的には、病院への通院、施設見学、役所等への本人がいかないといけないと認められた場合のみになります。
②の事業者は、個人でやっている人です。
介護タクシーは一般タクシーと違い、第二種自動車運転免許を取得して事業開始の認定をもらえば個人タクシーみたいに1人でも開業することができます。但し、この場合は介護保険の仕事はできませんので自費利用の移送サービスを行なうことになります。
具体的に言うと、病院の入退院、施設などの入退所、お墓参り、親戚回り、映画鑑賞、等々
どのような利用でも可能です。
しかし、これも原則的な話しで、個人の介護タクシーが介護保険制度を利用して運行している事業者もいます。
私からすればそれは、「不正」です。
現在のところでは「グレーゾーン」ってところですかね?(笑)
まぁその辺は追々話していこうと思いますので、よろしくお願いします。
神崎喜一
不正って…ビジネスを行なう者として不正はいけませんね。
介護保険のサービスができない個人事業者が介護保険サービスを行なう、という所をもっと教えてほしいです。